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早朝からチラシを配る

農園たそりあは今年5月にようやく農地を借りることができました。
ただ借りた農地は、しばらく使われてなかった畑。
まず草刈りから始めなきゃなりませんでした。
頑強な雑草と闘い、堆肥を入れ、少しずつ耕うん。

これがけっこう時間のかかる作業です。

5月になったら夏野菜の植付を・・・なんて夢見ていましたが、甘い、甘い。
なにもかもが後ろ倒しに倒れていくスケジュール。
当然のことながら、他所様ほどちゃんとした野菜がちゃんとした収量採れるわけがありません。

それでも、野菜は強いもの。
少しずつ、少しずつながら、いろいろな野菜が収穫できてきます。
収穫できたら、次は売ることを考えなきゃなりません。
ここが農家と家庭菜園の違いです。

幸いながら、夫の研修仲間が研修中から鵠沼で野菜直売所を始めていました。
現在、この直売所には師匠の農場、師匠のところでかつて研修をされて就農された農家などが野菜を週イチで持ち寄って販売しています。うちもこの直売所に非常にお世話になっています。

こういう小規模の直売所の大変なところは、

1.コンスタントにお客さんをゲットしなきゃいけない

2.コンスタントに野菜を売り場に集めなきゃいけない

ところが、野菜にはどうしても端境期というのがあります。
冬野菜のニンジンだのネギだのがとうとう終ってしまい、春になってから蒔いた種がまだ収穫期を迎えていない・・・その頃は端境期の一つです。
施設で野菜を作っていれば、そういう端境期の問題もクリアしやすいのでしょうが、有機農業をやっている農家ではどうしても施設野菜の比重は少なくなりがちです。いきおい、自然のサイクルに合わせた野菜しかできない・・・ということになってしまいます。

やっと軌道にのりかけてきた直売所も、端境期に野菜の種類、数が減ってしまうと、一度ついたお客さんの足も遠のいてしまいます。

そこでもう一度直売所のアピールをすべく、ちらしを作って配ることになりました。

直売所を立ち上げた時にも、ちらしを作って配り歩いたそうですが、今度はもうちょっと広い範囲で配るとか。

というわけで、直売所に野菜を出している農家が集まって、今朝からちらし配りをやりました。
直売所を中心に自転車で広範囲に郵便受けに放り込んでゆきます。
夫も早朝、このちらし配りに参加すべく出かけてゆきました。
ご苦労さまです。

野菜を作るだけじゃない、野菜を買ってもらって、食べてもらう。

そこで生じる人と人のつながりは、地道に築き上げていかなきゃいけないんですね。

By | 15. 7月 2010 | 直売所 | 1 Comment »

One Comment

  1. roger より:

    .

    good info….