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風邪と怪我と病院通い

に明け暮れた数日でした。

どれもたいしたことはないんだけど、重なるとやれやれです。

喉が腫れ始めた風邪も、うがいとマスクでなんとかおさえこみ、晩御飯の支度の最中に切った指の怪我は、絆創膏でテキトーに処置するか、病院に行くか悩んだ末、結局夜の救急外来で処置してもらい、それに歯医者通いが加わって、落ち着いて畑仕事にも専念できません。

おまけにたそりあ夫はお腹の調子を崩すし、花粉症のいや~な前兆が現れかけているようで、こちらもすっきりとしません。

畑は急速に春に向かって準備を始めています。

梅の花も咲いているし、沈丁花の蕾も大きくなっています。
ぺんぺん草も咲いているし、オオイヌノフグリの青い花もきれいです。
だのに、カブや大根やニンジンだけがいつまでも冬仕様でいられるわきゃぁありません。
一見、今までと何にも違わなさそうで、でも陰ではこっそりと春に向かって準備を始めているに違いありません。
油断をしていると、ある日いきなり大根の中心部にとう(花芽)を見つけたりしちゃたりして、ぎゃお~と叫ぶんです。
この時ばかりは、春が恨めしくなったりするんです。

野菜、特に根菜は冬の間に根っこにでんぷんだの糖分だのを蓄えて、じっと寒さをしのぎます。
ところが春になったら、この貯蓄家たちは、いきなり浪費家に変身します。
せっかく(?)蓄えたでんぷんだの糖分を、花を咲かして、種を作るために、せっせと使い始めるんです。
そうです、野菜たちは人間に美味しい根っこを供給するために、でんぷんや糖分を蓄えてるわけじゃないんです。自分たちの子孫を残すために養分を蓄えているんです。

とうが立ち始めると、だから根菜は一気に味が変化します。
もちろん好ましからぬ変化です。
先週まで甘かったカブが今週は甘くない。
先週まで緻密だったのに、今週はすかすか。
なんてことになります。
経験値不足の新米農家にとっては、出荷の計画がむちゃくちゃ狂いかねない時期でもあります。

風邪も怪我も体調の狂いも、自然界の見えない急ぎ足の変化に呼応したせいかもしれない・・・
なんてことはないのかもしれませんが、
春に向かう野菜たちの陰の変化が気になるこのごろです。

By | 6. 2月 2011 | | 3 Comments »

3 Comments

  1. Peter より:

    .

    ñïñ….

  2. Ronald より:

    .

    ñïñ….

  3. ross より:

    .

    ñïñ!…