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レモングラス

タイ料理に詳しい方なら、おなじみのイネ科のハーブです。
名前から想像されるように、レモンのような香りを特徴とします。

タイ料理には馴染みのない方も、是非このレモングラスでハーブティーを作ってみて下さい。
黄金色のハーブティーはまさにレモンのさわやかさ、冷たくすると暑い季節にぴったりの飲み物です。
消化促進の効能もあるので、食後のお茶にもぴったりです。

また、レモングラスの葉鞘(地面に近い茎が太くなっている部分)は、葉よりも繊維がやわらかく、タイ料理などによく使われる食材です。タイ料理で有名なトムヤムクンはレモングラスの葉鞘で出汁をとっています。タイカレーのペーストには、レモングラスの葉鞘をすりつぶしたものが使われています。また、ヤム・ウンセン(春雨のサラダ)などタイ料理のサラダには、この葉鞘を細かく切ったものがドレッシングに加えられていて、風味をいっそう豊かにしています。
レモングラスの葉鞘は変色しやすいので、購入したらすぐに冷蔵して下さい。またすぐに使わない場合は冷凍しておくと、長期保存できます。冷凍レモングラスを使う場合は、完全に解凍させると切りにくいので、解凍しかけぐらいで調理に使って下さい。

おすすめレシピ

★レモングラスの熱いハーブティー:

急須にちぎったざく切りにしたレモングラスの葉半本ほど入れ、熱湯を注いで2~3分したら、カップに注いで下さい。


★レモングラスのアイスティー:

① レモングラスの葉1~2本は、1cmくらいの長さに切って、お茶パックに入れておきます。

② 1Lの水を沸かして、沸騰したら①のお茶パックを入れて、2~3分煮出します。

③ お茶パックを取り出し、鍋ごと水で冷やします。十分冷めたら氷などを入れて冷たくします。

*1 煮出す水を少なくして、お茶パックを取り出した後、冷水や氷を加えて冷やしてもかまいません。

★簡単エスニック・ドレッシング:

これを作っておけば、なんでもタイ料理!というドレッシングを簡単に作ってみましょう。

ナンプラー大さじ3、レモン汁大さじ3、レモングラスの葉鞘一本を細かく刻んだもの、トウガラシを刻んだもの小さじ1くらいを混ぜ合わせれば、出来上がり(量はあくまで目安ですので、好みに応じて調節して下さい)。
味をマイルドにしたい方は、お砂糖(精製度の低いキビ砂糖のようなもの)をほんの少し入れて下さい。

ナンプラーはタイの魚醤。ベトナムではニョクマム、青森ではしょっつる、富山ではいしると呼ばれている魚醤があります。
タイではレモンではなく、マナオという柑橘類を使うのですが、ここではレモンで代用。もちろん他の身近な柑橘類も利用して下さい。
レモングラスの葉鞘は、外側の硬い緑色の葉っぱを剥いた白い中心部を使います。
唐辛子はタイではプリッキーヌと呼ばれる辛い小さな唐辛子を使いますが、鷹の爪でもなんでも辛い唐辛子ならOK。

サラダのドレッシングとして使ったり(特に魚介類の入ったサラダによく合います)、ご飯にかけて食べても美味しいんです(特に玄米ご飯に合う気がします)。

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