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ローズゼラニウム

鉢花でポピュラーなゼラニウムの中には、良い香りのするものがたくさんあり、センテッド・ゼラニウムと呼ばれています。その中でも代表的なのが、バラの香りのするローズ・ゼラニウム。近づくと、素敵なバラの香りがむせかえるようです。
この香りを飲み物やお菓子などに生かします。
ローズゼラニウムは生のままでは、確かにバラの良い香りがしますが、ゼラニウム特有のくせのある草のにおいも混じっています。これが加熱することにより、ゼラニウムのくせのあるにおいが消え、ほんわりとしたバラの香りが残ります。また、生のままでは食べにくい葉も、焼いたり、揚げたりすると食べられるようになります。
飲み物の香りづけ、ジャムの香りづけ(ジャムを作る時に、鍋に葉っぱを一緒に入れると、バラの香りがプラスされます)、クッキーやケーキに張り付けて焼く、ベニエ(砂糖味のてんぷら)などに利用します。

おすすめレシピ

★ローズゼラニウムの紅茶:

紅茶を煎れる時に、ローズゼラニウムの葉を茶葉と一緒に入れてみて下さい。バラの香りの紅茶ができます。
一番煎じの紅茶よりも、二番煎じの紅茶に合います。


★ローズゼラニウムのトースト:

① ローズゼラニウムの葉をみじん切りにして、食パンの上にふりかけます。

② その上にさらにバターを少しずつ点々とのせます。

③ そのままオーブントースターで薄く色づくまでトーストすると、バラの香りの素敵なトーストが簡単にできあがります。


★ローズゼラニウムのホットケーキ:

ホットケーキを焼く時に、ローズゼラニウムの葉を張り付けて焼くと、バラの香りのするおしゃれなホットケーキができます。

① ホットケーキの種を用意します(市販のものでも、自家製でもOK)。

② フライパンに油をひき、火にかけます。洗って水けをきったローズゼラニウムの葉をフライパンに並べ、その上からホットケーキの種を流し込みます。

③ 片面が焼けたらひっくりかえして、もう片面を焼きます。葉っぱのついている方を上にしてお皿に移します。





★ローズゼラニウムのベニエもどき:

ローズゼラニウムの天麩羅です。しかも砂糖味の甘い天麩羅です。お茶菓子に、食後のデザートに、おもてなしに、ホームパーティにどうぞ。話題になること請け合いです。
(ほんもののベニエというのは、衣に泡立てた卵白などを入れたりするみたいですが、ここでは粉と水だけの簡単な衣にしました)

① 薄力粉と水で衣を作ります。あまりさらさらすぎない、ちょっとどろっとした衣にして、しっかりと衣がつくようにします。この衣に砂糖を混ぜておきます。薄力粉50gに砂糖大さじ半分くらいを目安にして、好みで変えて下さい。

② ローズゼラニウムの葉は大きいものは2、3切れにちぎります。葉っぱと葉柄に衣をしっかりつけます(茎は筋っぽくて食べられません)。

③ 180度の揚げ油で、ローズゼラニウムを揚げます。焦げすぎないように、薄くきつね色になるくらい。香りが飛びすぎないように、さらっと揚げます。さくっと齧ったら、ほわっとバラの香りが立ち上るのが、最上の出来。


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