ローゼル
ローゼルとは聞きなれないハーブですが、ハイビスカス・ティーと言えば、耳にされたことがある方も、実際に飲まれたことがある方もおられるでしょう。
あのハイビスカス・ティーの実態は、実はハイビスカスの花ではなく、ハイビスカスの近縁のローゼルという植物の花(若い実のがくの部分)なんです。
花が咲き、実が実るのが秋も深まり始めてからなので、日本では低温と霜でうまく育てられないことも多いようです。農園たそりあで実験的に植えてみたローゼルは、寒さでだめになる前に、わずかながらローゼルの実を収穫することができました。この実から種を取り外した外側のがくの部分をお茶にします。ジェリーやジャムなどに使うこともあるそうです。
保存するためには、がくの部分を乾燥させます。
おすすめレシピ
- ★ハイビスカス・ティー:
ローゼルの実から中の種を取り外したがくの部分を1~2個、カップに入れて、熱湯を注ぎます。2~3分すると、きれいな赤い色の、さわやかな酸味のお茶ができます。