雑草、雑草、雑草・・・
すっかり陽気もよくなってきて、雨なんかも降っちゃたりして、既に畑にある作物は発芽したり、成長に勢いがついてきたりとしていますが、もちろんのこと、作物だけが勢いを増しているわけじゃありません。
作物と同様、時には作物以上に勢いづいてるのが、いわゆる雑草です。
いきなり存在感を増した畝間の雑草、株間の雑草、畑のふちの雑草には、くらくらとめまいがするほど。
ああ・・・。
これを全部刈らなきゃいけないのか・・・。
刈払い機は一応ありますが、畝間、株間のちまちましたところは、刈払い機では無理です。
手刈りでしこしこと刈っていたら、何時間いや何十時間かかることか・・・。
なんとか省力化をはからないとやってけない、と、刈払い機のアタッチメントなんか調べたりしています。
除草剤まきたくなる気持ちが分かるねえ、と時々たそりあ夫とぼやいたりなんかして。
高齢化して跡継ぎのいない農家なんかでは、除草剤無しにはもう農業は無理・・・なんてところも多いんだと思います。
無農薬は安心だけど労力がかかる、農薬は心配だけど便利だ
なんて図式を思い描いていると、このご時世、
脱原発は安心だけど節電しなきゃいけないかも、原発は心配だけど便利だ
というのが並行して連想されてきます。
現代人って心理的にすごくやっかいなものを抱えて生きているのね、なんてため息が出ちゃったりなんかもしますが(もちろん師匠の農場のため息禁止令にひっかからないようにこっそりと)、その間にも畑の雑草は勢いを増すばかり。
もちろん除草剤は使わない。
でも、根性だけで草刈をなんとかしようというのは、根本的解決につながらない。
答えはどこにあるのか、うろうろとする就農1年生です(そろそろ2年生か?)。