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Archive for the ‘直売所’ Category

直売二つ

土曜日, 3月 10th, 2012

久しぶりにアグリス成城の直売に参加します。

日時:3月11日(日)10:00~14:00、

場所:アグリス成城入口

そう、明日なんです。
毎回お知らせが間際になってしまって・・・。

一年前のあの日は、アグリス成城を二日後に控えた金曜日でした。
直売をやるかやらないか悩んだこと、ガソリンがなくなる直前に給油して成城学園前まで出かけたこと、はたから見る町並みはまるでそんな地震なんて無かったようにも見えたこと、いろんなことを思い出します。

端境期でもあり、たいしたお野菜は持って行けませんが、参加しますので、よろしくお願いします。

また、一週間後の18日には、恒例となってきた月に一度のエコモ野菜市です。

エコモ野菜市「けっこう近くでやってます」

日時:3月18日(日)11:00~16:00
場所:エコモ店内

藤沢などの地元の有機農家が集まり、いろいろな有機野菜や米を販売する野菜市です。
今回のサブタイトルは

「菜の花市」

です。

端境期は相変わらずですが、菜の花が出てくる季節です。
アブラナの菜の花だけでなく、蕪の菜の花、白菜の菜の花、コマツナの菜の花、みんな美味しくて、それぞれに個性的な味が楽しい季節なんです。

だから「菜の花市」

にしたんですが、この冬の寒さで開花が遅れ気味。
たっぷりの菜の花でみなさんをお迎えできるかどうか・・・ちょっと心配ではありますが、頑張ってかき集めてやりたいと思います。
よろしくお願いします。

また、前回、前々回と同様、汁物(野菜汁)を予定しています。
野菜汁であったまりながら、いろんなお話がはずむのを期待しています。

新年のご挨拶と直売のお知らせ

水曜日, 1月 11th, 2012

明けまして・・・とご挨拶するには、日が経ちすぎてしまいました。
相変わらず新年からばたばたと忙しくしておりますが、本年もどうぞ農園たそりあをよろしくお願いいたします。
いろいろやらなきゃいけないことが山積み状態で、冬って農閑期じゃなかったんだっけ?とぼやきたくなる状況です。

今年から直売やイベントの様子が少し新しくなりましたので、新年のご挨拶のついでにご紹介させていただきます。

毎週土曜日の鵠沼の直売、これは変わりません。今年も是非よろしくお願いいたします。

また、最近毎月第一日曜日にはECOMOで開催されているエコモノ市に、出品しています。にこにこ農園さんの出店にジョイントさせていただいての出品です。
(1月は正月のため、第二日曜の1月8日に開催されました)

そして、新年から毎月第三日曜日には、同じくECOMOでエコモ野菜市を開催します。エコモの常設野菜売場にお野菜を出している藤沢近辺の有機農家が集まってお野菜を売る市です(ただし1月は変則で第五日曜の1月29日に開催予定です)。

実はエコモ野菜市のメンバーと鵠沼直売のメンバーはかなりかぶっています。
このあたりで最近就農した有機農家、研修先だった師匠の農場で、地元で有機野菜をもっとがんがん売っていく場を作ろう!と、ただいま奮闘中なんです。
みんなの努力のかいもあり、最近鵠沼の直売も上昇機運が出てきています。ECOMOの野菜売場も少しずつ充実してきて、ここのお野菜を買いに来て下さるお客さんも増えてきました。
今年はこの二つの方向でさらに実り多き年になってほしいものです。

それから毎月第二日曜はアグリス成城入口でのアグリス成城直売です。ただ1月はエコモノ市とダブルブッキングしてしまったため、アグリス成城直売には参加できませんでした。

土日は直売のオンパレード・・・。

7月10日の成城学園前直売はお休みします

水曜日, 7月 6th, 2011

毎月第二日曜に行っているアグリス成城の直売、今月は10日になりますが、たそりあは今回直売をお休みします。

出せる野菜が殆ど無い、
夏野菜の準備などが遅れに遅れている、

んです。

アグリス直売に参加するとなると、収穫・こさえ・パッケージング・輸送・販売とそれなりの時間をとられます。
今はその時間と労力をともかく畑や田んぼの作業にまわしたい!
とかなり切羽詰っております。

アグリス成城直売じたいはお休みではありませんので、どうぞお時間のある方はいらして下さい。
夏野菜もいろいろ出る予定です。

日時:7月10日(日)15:00~18:30、

場所:アグリス成城入口

前回までは午前~昼過ぎの直売でしたが、今回は夕方にシフトしました。
時間をお間違えのなきよう。

また、お野菜のお取り置きサービスも行っております。
お買い物したお野菜をお預かりし、直売終了後はアグリス成城売店でお渡しするサービスです(19:00まで)。
昼間お出かけのご予定がある方も是非行きがけにご利用下さい。

6月12日、成城学園前でお野菜売ります

金曜日, 6月 10th, 2011

毎月第二日曜に行っているアグリス成城の直売、今月は12日になります。

日時:6月12日(日)10:00~14:00、

場所:アグリス成城入口

今回もまたまた一体出せるお野菜なんてあるんだろうか・・・と、とう立ちし始めたレタスを眺めながら悩んでいます。
でも、他の農家からもいろいろ出品されるので、結果的には面白い野菜がいろいろ集まりそうです。
是非お立ち寄りください。

また、お野菜のお取り置きサービスも行っております。
お買い物したお野菜をお預かりし、直売終了後はアグリス成城売店でお渡しするサービスです(19:00まで)。
昼間お出かけのご予定がある方も是非行きがけにご利用下さい。

五月のアグリス成城直売は15日です

水曜日, 5月 4th, 2011

毎月第二日曜に行っているアグリス成城の直売、今月は事情により第三日曜日になります。

日時:5月15日(日)10:00~14:00、

場所:アグリス成城入口

今回もまだ端境期から抜け出せていませんが、そろそろハーブなども少しずつ出せるかも・・・。
出せるといいな。
どうぞお立ち寄り下さい。

また、お野菜のお取り置きサービスも行っております。
お買い物したお野菜をお預かりし、直売終了後はアグリス成城売店でお渡しするサービスです(19:00まで)。
昼間お出かけのご予定がある方も是非行きがけにご利用下さい。

不検出でも、野菜はようく洗ってください

水曜日, 5月 4th, 2011

震災後、鵠沼の直売では、毎回、神奈川県産野菜の放射能汚染に関するお知らせを張り出しています。
お知らせには必ず神奈川県HPのプレスリリースから、神奈川県産野菜の放射能濃度の測定値のページをコピーして付けています。

(もっとも、注意をとめる人はほとんどいないんですが)

週に一度くらいのペースでプレスリリースに発表されている神奈川県産農産物の放射能濃度は、4月27日付けの発表で初めて調べた野菜からの放射能濃度が全部不検出になりました。5月4日付けも同様。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160255/p303607.html

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160255/p305324.html

もちろんせいぜい三つか四つのサンプルで、神奈川県の農産物全てを覆うのには無理があるというのは承知です。
それでも一つの目安にはなります。

でも、この目安には注意が必要です。

野菜の放射能濃度を測定する時には、前処理として野菜を流水でよく洗浄して(放射能物質がついている土や埃をよく洗い落として)いるのです。

もともとは農水省の野菜の放射能濃度測定に関して、このような丁寧な洗浄の記述はありませんでした。

緊急時における食品の放射能測定マニュアル 平成14年3月

ところが大震災後の3月18日に、測定時には洗浄を念入りに行うよう通達がありました。

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に基づく検査における留意事項について 平成23年3月18日

原発事故初期の段階では、野菜の放射能濃度は土壌から植物が吸収するものよりも、空中から降ってきた放射性物質が野菜の表面に付着するものに起因する割合が多いと思われます。
だから、外側をきれいに洗って測定するか、洗わずに測定するかは、非常に重要なこと。

おそらく神奈川県農産物に関してもきれいに洗ってから測定してあると思います。
ということは、県の発表では不検出になっていても、普通に売られている洗浄を特にしていない野菜は放射性物質がまだついている可能性があります。
「不検出」になったからと安心して野菜を洗うのをやめるのではなく、各家庭では、ある程度の放射性物質は未洗浄の野菜についていることを想定して下ごしらえを行ってください。

行政に対する不信感はこういう小さなことが積もり積もってふくらんでいきます。

洗ってから測定するか、洗わずに測定するか、なぜ、そういう重要なことが一般の人に見えにくい状況になっているのか?
神奈川県のHPのプレスリリースにもなんらコメントされていない、そこからたどっていった農水省のマニュアルも古いバージョンだから載っていない、口コミでまわってきた情報で、ようやく隠れるようにして存在する農水省の事務連絡のページを掘りあげて知る事実。

まあね、数値を小さくするには洗うというのは有効な方法だものね。

4月10日、成城学園前でお野菜売ります

木曜日, 4月 7th, 2011

4月10日(日)、成城学園前でお野菜を売る、アグリス成城の直売です。

日時:4月10日(日)10:00~14:00、

場所:アグリス成城入口

思えば、前回3月13日のアグリス成城直売は、地震直後、ガソリン不足の生じる直前でした。
あれから、もう一ヶ月近くも経ったんですね。

今回も前回と同様端境期。
つぼみ菜(菜花)もピークを過ぎてしまいましたが、少しずつ春の葉ものなどが出回りはじめます。
お近くの方、どうぞお立ち寄り下さい。

また、お野菜のお取り置きサービスも行っております。
お買い物したお野菜をお預かりし、直売終了後はアグリス成城売店でお渡しするサービスです(19:00まで)。
昼間お出かけのご予定がある方も是非行きがけにご利用下さい。

神奈川県の農産物の放射能濃度は暫定基準値を下回っています。

土曜日, 3月 26th, 2011

今日の鵠沼の直売で、張り出した紙の文句です。

昨日、神奈川県のプレスリリースで発表された、神奈川県の農産物の放射能濃度は、いずれも暫定基準値を下回っていました。
でも、それらの放射能濃度は必ずしもゼロではありませんでした。

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p163720.html

微量ながらも放射能汚染されている野菜。

これをどうするか、出荷すべきか、否か?
鵠沼の直売を中止すべきか、否か?

鵠沼直売メンバーの農家は悩んだ結果、暫定基準値以下である間は、直売はやろう

ということになりました。

原発がただならぬ事態の変化を見せる中、原発についても、放射能についてもド素人の農家の集団は、どうすべきか判断がつかないのが現状です。
いろんな人の意見を聞き、放射能の解説サイトを読み、結局分かったことは、

誰にもこうだ、ああだ、と決められないのではないか?

ということでした。

もちろん放射能汚染がもっと高いレベルになってくれば、話は違ってきます。
しかし、低量被爆がどういう影響を及ぼすのか、実はまだ定説がない、さまざまな説があるけど決着がついていない、あるいは僅かなリスクに対してこういう態度をとるべきだという指針めいたものは誰も示すことができないのが現状なのではないか・・・。

もう一つ共通にある認識が、

まあ、大人はしゃあないわな。

暫定基準値以下という微量の放射能汚染、不安はあっても、その不安の上に胡坐をかき、贅沢な文明、贅沢な文化を享受してきた大人は、ある意味そういう状況を受け入れるべきではないか・・・

という考えです。

ただ、子供にはできるだけ安全なものを食べてもらいたい。

子供やこれから子供を持つであろう若い人には、できるだけ安全なものを食べてもらいたい。

これも我々の共通の気持ちでした。

とはいえ、一人一人に対して、ああせえ、こうせえと言える立場ではなく、どういう野菜を食べるか、どういう野菜を買うかは、消費者の判断にゆだねる、我々はできるだけ情報は開示はするけど、それ以上のことは今はできない。

で、冒頭の紙(他に野菜は洗ってくださいとか、そういう注意事項も書いてあります)を張り出して、直売を始めました。

いつものように野菜を買いに来てくださるお客さん多数。
励ましてくださる方。
差し入れして下さる方。

でも、終ってみると、やっぱりお客さんは減っているという実感がありました。
特にいつも子供連れで来られるような方、若い方が今日はあまり来られなかったようです。

実は、これ、ほっとしました。
もし、他所で、うちよりもさらに安全な野菜が手に入るのなら、是非そちらをお子さんには食べさせてほしい。
ここよりももっと安全なところに逃げ出せるのなら、逃げ出してほしい。
(実際に、まわりでも妻子を疎開させた、家族で西に引っ越したなど、あれこれ聞きます。)

そうは割り切っていても、ちょっと寂しい気持ちです。
いつものような直売所に戻る日がいつか来るのかしら?
屈託なく、美味しさだけを考えて、野菜を売れる日がいつか来るのかしら?

地震後の鵠沼直売で

日曜日, 3月 20th, 2011

昨日は地震後、初めての鵠沼直売。
どうなるだろうか?
お客さん、来るだろうか?

不安に思って強風の中、用意した直売所には、いつもどおりの常連さんたちが9:30からぞくぞくとお野菜を買いに来てくれました。

大変なときだけど、頑張ってね
という励ましをいただいたり、
直売所だより、面白く読んでます
と声をかけていただいたり、
いつもよりお客さんとの会話の多い直売でした。

たそりあにとって、とりわけ嬉しかったのが、いつも母娘で来られるお客さん。
たそりあはお野菜それぞれに、ごくごく簡単な野菜の説明、食べ方の説明のラベルをつけているのですが、今まで買ったいただいたお野菜のラベルの裏に、そのお野菜を食べた感想や、どうやって食べたかなどのコメントを書いたものを、直売所で私に手渡してくれたのです。
いや、もう、ほんとに、ほんとに、嬉しかったです。
育ててきたお野菜を売る、お野菜について自分の持っているものを発信する、それに応えが帰ってくる。
こんな嬉しいことはありません。
うちに帰ってからも、この20枚近くの紙片を何度も読み直しています。

コメントの中に、最近ちょっとしたてみやげに直売所のお野菜が活躍している、という一文がありました。
お友達へのそのてみやげを発端に、直売所の話や、野菜の話、食や健康や環境のことまで、いろいろと話がはずむそうです。
ささやかな直売所のお野菜が、そこまでひろがりを持っている、そんな大きな力を持っているのだと知って、感激するやら、嬉しいやら。

でも、嬉しい話ばかりではありません。
このコメントを下さったお客さんは東北のご出身、ご実家が宮城県であるだけでなく、仙台空港の近くにお住まいのお姉さんが今回の地震で被災されたそうです。無事を確認できたものの被災地から脱出することもままならぬ避難生活を送っておられるとか。

また、今回の直売所の目玉(?)の一つは、もち米粉でした。
師匠の農場で作ったもち米の粉。もともとあまり人気のない商品ですが、今回はこの粉で作ったゆべしを試食に出してみました。そして、ゆべしのレシピ(すっごく簡単にできるんです)も用意しました。このゆべしが人気で、もち米の粉は完売。

ところで、このゆべし、もとは直売所の常連さんから教わったレシピなんです。
東北地方の胡桃の入ったゆべしを直売所に差し入れしてくれて、レシピも教えてくれた常連さん、地震前まで毎週来られていたのが、昨日は来られませんでした。
東北がご出身と伺っていたので、やはりこの地震で、とても直売所に来れるような状況じゃないのかも、と。

被災されている方が、一日でも早く、少しでも落ち着ける場所に移れますように、心から願わずにいられません。

なお、昨日の直売の売上の10%を義援金として、日本有機農業研究会事務局の被災対策の窓口に送らせていただきます。
(昨日の売上の10%+募金箱に集まった金額は、¥9,470になりました)
日本有機農業研究会事務局の被災対策の窓口については、こちらをご参照下さい。

http://www.joaa.net/moyoosi/mys-90-0317.html

募金いただいた皆様、励ましや心遣いを下さった皆様、そして直売所にお野菜を買いにきて下さった皆様、どうもありがとうございました。

鵠沼直売、再開

金曜日, 3月 18th, 2011

明日の鵠沼直売、やります。

先週の鵠沼直売は地震直後で、大津波警報が出ており、中止になりました。
今週はガソリンが不安な状況ではありますが、なんとかやれそうだし、やりたいと仲間の農家で話し合って、やることに決まりました。

よろしくお願いいたします。

なお、いつも野菜を出荷していたECOMOさんは、しばらく休店ということになりました。
再開のめどは今のところたっていないようです。

一日も早く、元のようにお野菜を売れる日がくることを祈って・・・
とりあえずはできる範囲で頑張ります。