地震と直売
土曜日, 3月 12th, 2011ひどい地震でした。
というより今も現在進行中のようですが。
みなさん、大丈夫でしょうか?
たそりあ夫婦は、ちょうど畑に出ていたときで、無事でした。
この地震で津波警報が出ているため、今日の鵠沼の直売は中止となりました。
明日のアグリス成城直売は、どうなるかまだ不明です。
決まりしだい、こちらで連絡します。
よろしくお願いいたします。
ひどい地震でした。
というより今も現在進行中のようですが。
みなさん、大丈夫でしょうか?
たそりあ夫婦は、ちょうど畑に出ていたときで、無事でした。
この地震で津波警報が出ているため、今日の鵠沼の直売は中止となりました。
明日のアグリス成城直売は、どうなるかまだ不明です。
決まりしだい、こちらで連絡します。
よろしくお願いいたします。
と言っても、たそりあが、じゃありません。
鵠沼有機野菜直売所が、です。
3月3日付けの神奈川新聞朝刊の産直情報のコーナーに紹介されました。
http://bazaar.kanaloco.jp/direct_sale/40836/
3月3日に載る・・・ということは、あらかじめ分かっていたので、ひょっとしたら、5日の鵠沼直売は、お客さんがものすご~くたくさん来て大変かも・・・野菜が足りるかしら? 人手が足りるかしら? と心配していたのですが、そんなことはありませんでした。
神奈川新聞を見て来られたお客さんもいらっしゃったのかもしれませんが、雰囲気としてはいつもの直売所と同じ。
ちょっとほっとしました。
お客さんが増えていくのはとっても嬉しいのですが、急に増えても見合うだけの野菜が無かったりすると、かえって申し訳ない気持ちになります。
実は鵠沼の直売所は年が明けてから、けっこういい感じなんです。
この直売所のお野菜を楽しみにして来てくださるお客さんが、確実に増えているという手応えがあります。
遠くから分かりやすいように看板を作ったり、生産者の側からお客さんに、野菜のこと、有機栽培のこと、農業のことをいろいろ知ってもらいたいと、週がわりで直売所だよりを配ったりしている、そういうところが少しずつ伝わっているのかもしれません。
お友達を連れてこられたり、口コミで聞いてこられたり、散歩の途中で偶然見つけて寄られたり、そういうふうに少しずつお客さんが増えていっているのが、とってもいい感じです。感謝、感謝。
2月13日(日)、成城学園前でお野菜を売る、アグリス成城の直売です。
日時:2月13日(日)10:00~14:00、
場所:アグリス成城入口
アグリス成城さんのご厚意で、お野菜のお取り置きサービスをしていただけることになりました。
お買い物した野菜をそのままお預かりし、14:00を過ぎてもアグリス成城売店で受け取ることができます(19:00まで)。
昼間お出かけのご予定がある方も是非行きがけにご利用下さいませ。
厳寒期に突入。
神奈川県南部で厳寒期なんて言ったら、もっと寒い地方の人たちに鼻であしらわれそうですが、やっぱり寒い日が続いています。
この時期、収穫は午後に限られます。
午前中に直売や出荷がある時には、前日の午後に収穫します。
厳寒期の朝採り野菜なんて、ありえないんです。
だって、朝は野菜が凍ってるんだもの。
霜でがちがちに凍りついた畑から、大根を引っこ抜こうなんて思ったら、大変です。
凍った大根の葉っぱはちょっと強い力で握っただけでぼろぼろになってしまうだろうし、がちがちの地面から大根だってすんなりと抜かれてくれません。無理して抜いたら、大根だって傷つくだろうし、収穫後の野菜の傷みも早くなります。
というわけで、地上も地面も溶けた午後、収穫作業を行います。
収穫して、泥を落として、洗うものは洗って、新聞紙にくるんで、コンテナにしまって、一晩ハウスで保管します。
翌朝、最後のこさえをして、袋詰めなどの出荷作業を行います。
ところが、ところが、です。
先週の土曜日の朝、前日収穫した野菜の出荷作業をしようとして、愕然としました。
ハウスの中で、コンテナの中で、新聞紙にくるまれた野菜が凍ってるんです!
ハウスの中って、実は寒いんですね。
昼間はあったかいんだけど、夜はあまり外と変わらないくらい寒い。
ボウルに張った水も凍ってるし、ペットボトルに入れた水も凍っています。
(家からペットボトルに水を入れて運び、ハウスでボウルにその水を注いで、野菜を洗うんです。
都会の新規就農者は、普通の農家みたいに庭先で水道や井戸水で洗えるような設備はありません)
新聞紙にくるんで、コンテナに入れるくらいじゃ、保温としては全然足りなかったんですね。
さらに前日洗った水気が残っていたのが、よくありませんでした。
新聞紙ごと凍った野菜。
土曜日は鵠沼の直売。
迫りくる時間を気にしながら、ようやく昇った朝日の当たる場所に野菜を置いたり、師匠の農場におしかけて、焚き火の近くの少し暖かいところで、自然解凍につとめました。
葉物は自然解凍できれば、だいたいオッケーなんです。
地上部にある葉っぱは、毎日凍っては溶け、凍っては溶けを繰り返しているのですから。
でも、大根やカブの根っこの深いところは、土深くぬくぬくと覆われて、今まで一度も凍ったことのない部分です。
凍ることに耐性がありませんから、一度凍ってしまうと、溶けても透明な質感に変わって、元には戻りません。
(大根でもカブでも地上近く、地上から突き出ている部分は毎日凍っているから、おそらく凍っても大丈夫なように糖分が多くなっているのだと思います。大根でも根っこに近い方が辛く、葉っぱに近い方が甘いのは、そういう理由からじゃないでしょうか)
この日の直売は結局一度凍って溶けた野菜を、いつもより安い値段で売りました。
今朝凍っちゃったので、できるだけ早く調理してくださいね、とコメントをつけながら。
その後、
洗ったら水気はよくぬぐう
保温のため、コンテナをさらにござでくるむ
(本当はボロ毛布とかがあればいいんでしょうが、すぐには手に入りそうにありません)
葉物は家に持ち帰って保管する
というふうにしました。
それだって、大寒波が来たら、完全じゃないかもしれないんですが。
一つ一つ失敗をクリアしていくしかないんですね。
済みません。
8日(土)、恒例鵠沼の直売、今年最初の初売りになりますが、お試しで一日直売をやります。
って、先日書きましたが、諸般の事情により、一日直売は取りやめになりました。
いつもどおり9:30~お昼頃までの直売となります。
申し訳ありません。
よろしくご了承下さい。
今週末は、直売の梯子です。
8日(土)、恒例鵠沼の直売、今年最初の初売りになりますが、お試しで一日直売をやります。
今までは、9:30からお昼頃までの直売でしたが、午前中になかなか来れない方、お昼頃に駆け込みで買いに来られる方も多いため、試しに午後もやってみようかという話になりました。
とりあえずは8日一回限りの試みです。
午前、なかなか来られなかった方、是非、8日は午後もやってますので、覗いてみてくださいね。
9日(日)、成城学園前でお野菜を売る、アグリス成城の直売です。
日時:12月9日(日)10:00~14:00、
場所:アグリス成城入口
また、9日(日)は、ECOMOで月一のエコモノ市が開催されます。
いつものようににこにこ農園さんの出店にジョイントさせていただくかもしれません。
よろしくお願いします。
いつもたそりあのお野菜やハーブを出しているECOMOが会員向けに発行している「MORE」という小冊子があります。
この新年号にたそりあが載りました。
「しゃべる」というコーナーに、バッチフラワーレメディ・ハーブ・パワーストーン「Pied à Pied」の蔦田さん、ECOMOのレストランPloufのスタッフの方と、たそりあ夫婦の座談会の内容が載ったんです。
テーマは「暮らしの中のハーブ」
ハーブへのアプローチが四人四様に語られます。
ECOMOに初出荷の折に新年号をいただいてきて、「しゃべる」の座談会についてはあらかじめ承知のことだったのですが、びっくりしたのが表紙。
うちの畑のよれよれフローレンス・フェンネル君が、すごく魅力的に大写しになってるんです。
さらに「ハーブと暮らす、2011年」という別の特集にも、うちの畑のハーブの写真がいっぱい。
いったい、いつの間に・・・
うちの子たちを素敵に撮っていただいて、いっぱい載せていただいて、ありがとうございました。
12月になり、霜がおりるのも珍しくなくなりました。
野菜はすっかり冬野菜仕様です。
大根、人参(うちはまだ殆ど出せていませんが)、長ネギ(うちは殆ど出せていませんが)、キャベツ(うちは全く出せていませんが)、ブロッコリー(うちは全く出せていませんが)、カブ・・・
直売所でも定番冬野菜は人気ですが、一つだけ例外があります。
カブ、蕪
なぜかカブの売れ行きがすんごく悪いことが多いんです。
うちのカブは見目も悪く、生育も悪く、小さくて貧弱なものが多いので、うちのカブだけが売れないのなら納得がいくのですが、師匠の農場の立派なカブですら殆ど売れないんです。
なぜ、なぜなんだ?
カブって美味しいのに!
と、不思議に思っていましたが、カブってどうも好き嫌いがあるらしいです。
師匠のお母さんによると、カブは好きな人と嫌いな人にはっきりと分かれる、んだそうです。
(師匠のおうちでは、師匠とお母さんがカブ大好き、お父さんがカブ大嫌いなんだとか・・・)
加えて藤沢のあたりでは、昔はカブって殆ど作っていなかったそうです。だから、昔はカブが食生活に取り入れられていなかった。そのまま世代を経て、なんとなく受け継がれてきた食文化が、なんとなくカブを敬遠している・・・のかもしれません。
カブって美味しいのに!
ところで、先日の鵠沼の直売では、幸福の絶頂にいる仲間が炭火バーベキューセットを持ち出してきて、大根ステーキを直売所の横で作っては、みんな(お客さま&スタッフ)に振舞いました。
これはいい機会とばかり「うちのカブも焼いて!」とお願いして、カブもいろいろ(寄居カブ、聖護院カブ、酢茎菜)焼いてもらいました。
このカブのステーキ、カブの鉄板焼きが大当たり!
自慢じゃないですが、うちの寄居カブ、見かけはすんごいちんくしゃで、生育不良のあばたづらだったりするんですが、とっても甘くて美味しいんです。
自慢じゃないですが、京都の酢茎漬けで有名な酢茎菜という名前の珍しいカブ、これもカブらしからぬ形でいつも敬遠されていて、売れたことがないんですが、すんごく甘くて、ジューシーな食感があるんです。
そして、聖護院大カブもどこが大カブなんだ?っていうくらい、こじんまりした出来ですが、加熱するといい味が出てくるんです。
これらのカブをスライスして切って炭火で焼いてもらって、お客さんに無理矢理(?)食べさせたら、好評で、おかげさまで初めてスグキナが売れました!
気をよくして、昨日のアグリス成城での直売にもカブの試食を出しました。
さすがに成城学園前に炭火バーベキューセット持ち込むのは大変なので、前日夜、塩とオリーブオイルを軽く振ってグリルしたカブを、持参しました。
炭火で焼きたてに比べたら、どうしても味は落ちますが、それでもみなさん「甘いっ!」ってびっくりされてました。
特にスグキナ大好評で、完売。売り切れてから来られて買えなくて残念がるお客さままでいらっしゃったくらい。
実は、カブのグリル、我が家でもごく最近レパートリーに加えたレシピなんです。
最近はいろいろなレストランでお野菜のグリルを出していらっしゃるところが多くて、我が家でも試してみたら、これが簡単で、しかも野菜の持ち味を引き出して美味しい、ということが分かったんです。
うちでは、電子レンジオーブンのグリル機能を使っていますが、オーブントースターで焼いてもいいし、フライパンにオリーブオイルなどを敷いて、ステーキ風に焼いてもいいと思います。カブだけじゃなく、大根、人参、いろんな野菜をいっぺんにグリルすれば、楽しいし、味比べも簡単にできます。
野菜のグリル、お勧めです!
カブって実は食べず嫌いの人が多いのかも。
漬物のイメージしか無かったり(漬物も美味しいんだけど)、今ひとつ料理にするイメージが少ないのかもしれません。
カブは漬物、ピクルスでも、もちろん美味しいですが、それだけじゃありません。
これからの寒い季節は、クリームシチューなどにすると、たまらなく美味しいです。
鶏肉とカブのクリームシチューなんて、暖かくて、ほっとして、ああ、この寒い夜にぬくぬくとおうちにいられて幸せ!って思える一品です。
ちょっと方向を変えて、鶏肉とカブのグラタン、なんてのも美味しそうです。
そして、簡単に暖かい料理を・・・という方は、是非グリル(あるいはステーキ)を試してみて下さい。
特に赤カブと白カブをスライスしてグリルして、きれいにお皿に盛り付ければ、クリスマスパーティにも出せる紅白のオードブルができます。
やっぱり、試食って大事!
って思った週末でした。
多忙のため、ブログ更新をさぼりにさぼった後、一日にいくつも記事を更新するという悪癖がついてしまいました。
でも、時間が無いんだもん、しかたありません。
さて、今月のアグリス成城での直売は、アグリス成城の収穫祭に合わせて、第二日曜ではなく、第一日曜の11月7日になります。
日時: 11月7日(日)10:00~14:00
当初は、収穫祭で一般に開放されるアグリス成城敷地内での販売となる予定だったんですが、前回と同じ入口に変更になりました。
相変わらずたそりあはたいした野菜出せないんですが、参加します。たそりあ妻も店番に行く予定です。
さまざまな秋野菜、ハーブ、新米などが並ぶ予定です。是非おいでください。