旬の野菜情報 2010.11.3
野菜情報更新、またまた滞ってしまいました。済みません。
秋野菜も少しずつ増えてきています。
まずは、カブ。
の三つがラインアップに加わりました。
寄居かぶは中くらいの白い扁平なカブです。カブに旨みがあって、漬物、煮物などでとても美味しい。
早生今市かぶは、かなり小さめのカブで、根も葉も美味しく、丸ごと調理に向いています。奈良の在来種です。
津田かぶは、上が紅、下が白という紅白のちょっとおしゃれなカブです。牛の角のようにくの字に曲がっている、特徴的な形です。紅白を生かして調理してみて下さい。
カブはこれからいろんな種類が出てくる予定です。
すっかり定着しておなじみの中国野菜チンゲンサイですが、パクチョイの方はまだなじみが薄いかもしれません。
実はチンゲンサイの茎が白いものをパクチョイと呼ぶんです。
使い方はチンゲンサイと同じ。炒め物が定番ですが、煮崩れしにくいので、スープで煮込んだり、煮込み料理に加えたり、漬物にもするそうです。
それからサヤインゲンが少しばかり。
今年はサヤインゲン不作でした。畑の整備に追われ、成長期が暑さに重なってしまったせいか、ほとんど実らなかったんです。
が、秋涼しくなってから、遅い実りを提供してくれた株がいくつかあります。短期間ですが、出荷しています。
ケンタッキーワンダーRRは、別名ドジョウインゲンとしても知られています。昔懐かしいインゲンの味が濃く、特に若い莢よりも豆が育ってむくむく太ったものの方が旨みが濃くて、おすすめです。
コブラはヨーロッパで人気のある品種のようです。生でかじってみてもジューシーで美味しいサヤインゲンです。
サツマイモも掘り始めました。
あまり出来はよくないのですが、それでも焼き芋にするとホクホクしています。
まずはベニアズマ(紅東)。
今年は夏の乾燥が響いてか、みなさんサツマイモのほくほく度が強いとおっしゃっています。焼き芋にするとぱさぱさしがちになるかもしれないので、まずは濡れた新聞紙で芋をくるみ、さらにアルミホイルなどでくるんでから焼いてみて下さい。水分が飛びすぎず、美味しい焼き芋になるそうです。
ハーブでも、ごく少量ですがレモンバジルやオレガノグリークを出荷しています。
レモンバジルはレモンの香りのバジル、オレガノグリークはオレガノの中でも香りの強い品種です。普通のオレガノは日本ではあまり香りが出ないことが多いみたいですが、グリーク種は日本でも香りが出ます。まだ播種一年目なので収穫量は微々たるもの。
またレモングラスの葉鞘もご希望の方に出荷しています。葉鞘というのは、レモングラスの茎の根元近い部分、ちょっと太くなっている部分です。外側の緑の硬い葉を剥いてゆくと、中心は白いやわらかめの芯があるのですが、ここをタイ料理などに使います。
使い方についてはこちらにご紹介してありますので、参考になさって下さい。先日はエスニック・ピザを作る時に、ピザのトッピングにも使いました。すぐれものの食材です。
そして、お米!
化学肥料無使用、農薬無使用、天日干しのコシヒカリ新米です!
玄米と白米とを売っています。
自分で言うのもなんですが、これは美味しいです(今まで安物の米しか食べてなかったからかもしれませんが)。
お米の香り、お米の味の豊かなお米なんです。
新米ならではの味わいは今の時期でしか味わえません。是非、お試しを。