旬の野菜情報 2010.11.19
霜が降りるか降りないかの低温で、引きずっていた夏野菜もとうとう終りです。
秋野菜、冬野菜の本番!
のはずなんですが、うちの畑では生育が悪いものも多数・・・。
またまた端境期を迎えるか?
カブは他の野菜に比べればまだ健在です。
の2品種が加わりました。
どちらも赤いカブ。見かけではほとんど区別がつきません。
アメリカの種苗会社から購入したRed Roundの方が若干生食向きで、スライスした時のふちの赤と中の白の対比が鮮明です。
カブはピクルスがおすすめレシピの一つです。
特に赤いカブと白いカブを合わせてピクルスにすると、彩りがとてもきれいです。
ピクルスにする前の下処理として、スライスしたカブを塩もみにするという手もありますが、軽く湯通しするのもいい方法です。たっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら火を止めます。ここにスライスしたカブを放り込み1~2分くらい。ざるにあけて下ごしらえ完了。100度より低めの温度でじわっと加熱することにより、カブから甘味が引き出されてくるんです。
これをピクルスにしてもいいけど、簡単にピクルスもどき(カブのマリネ)にしたい時には、お酢が多めのドレッシングを作って和えてみて下さい。1~2時間味をなじませれば食べられます。(でも一日経ったくらいの方が美味しいかも)カブの葉っぱも少しだけさっと湯通しして加えておくと、緑の彩りがプラスされて、さらに鮮やかです。
この間はカレー粉を加えたカレードレッシングでカブのマリネをしてみました。グーでした。
大根はまだまだミニ大根ですが、少しずつ大きくなってきました。
どちらも中国大根。華北地方からのこれらの大根は寒さに合うと甘味が増すタイプです。江都青長は青首で、青い皮の下は中も緑色。紅心はずんぐり大根ですが、切り口の中心がきれいな紅色です。日本の大根とはまた違った味わい、彩りをお楽しみ下さい。
もう一つ、中国野菜。
これは中国のカラシナなんです。さわやかな辛みがあって、サラダに散らしてもよし、軽く湯通ししておひたしにしてもよし、もちろん漬物にしてもよし、のお野菜です。このさわやかさにははまる人も多いはず。
中国野菜の次は京野菜。
水菜と近縁の壬生菜は京都の壬生で栽培されていたことから、この名前がついたとか。水菜が切れ葉なのに対し、壬生菜(ミブナ)は丸葉ですが、使い方はほぼ一緒。漬物にしたり、鍋に入れてみたり、いろいろお試しください。
姫冬瓜に続いて冬瓜も出てきました。
この冬瓜、生でもほんのり甘くて、さわやかで、後をひく美味しさなんです。薄くスライスすると、止まらなくて、ついついぺろっと食べてしまったくらい。
出汁やスープで煮ふくめたり、あんかけにしたりが定番の冬瓜ですが、これはサラダでも楽しめる冬瓜です。宮古島では薄くスライスした冬瓜とマグロに醤油をかけ、ざっくりと混ぜ合わせて食べる豪快な食べ方があるのだとか。冬瓜の意外な一面を是非お楽しみ下さい。
ハーブでは短期間ですが、
がラインアップに加わりました。
バラの香りのローズゼラニウムについては、ローズゼラニウムはいかが?および研修生に教わったレシピ ローズゼラニウムのトーストに紹介しましたので、こちらをご参照下さい。今までとはちょっと違ったお洒落なハーブです。
ローゼルを干したものは、巷でハイビスカス・ティーとして売られているもの。きれいな赤い色とさわやかな酸味が特徴のハーブティーです。
でも、これはまだ寒い時期から温床で苗を育て、ずっと夏の間畑で成長させ、ようやく先日花が咲き、実ができてきたものです。厳しい寒さに合うとだめになってしまうので、収穫できた実はごくわずか。この実の中の種を取りだし、外側のがくの部分を使うんです。
実験で育ててみましたが、営利的には藤沢の気候では難しいことが分かりました。
おそらく今年限りのローゼル。もしお見かけすることがありましたら、珍しい藤沢産ローゼル(しかも化学肥料・農薬を使ってません)でさわやかな酸味を楽しんでみて下さい。
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ñýíêñ çà èíôó!…
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thanks for information….